彼の頭はつっかえた

なんか雑記ばかり書いてますが、一応掌編載せる予定です。

やったぜ

トイレの修理を頼むというのは、自罰的な気持ちになりがちである。私はこの数時間、わずか40分ともかからない時間を過ごすために、全力で掃除に勤しんだ。大抵私のような人間は、部屋を前衛芸術にしがちなのである。修理屋にチクチクと小言を言われながらも、それ以上に戒めの気持ち(つまるところ、下手にタンクは触るべきではない)に苛まれ続けていた。しかし、実際20分程度のことだったのだ。これならなんとかなるっていう話だ。生活費がなんだ。適切な場所に排泄できることがどれほど素晴らしいことか。自由とは不自由な時に願うものなのだ。俺は勝ったぞ。久々の更新がなんだ。私はこの感動を発信するのに適したSNSを持たないのである。それなら書き殴るしかあるまい。やったぜ!!  これで俺はありったけのトグロを巻けるってもんよ!!  しかし、高えなぁ。やったぜ!!